1章 プロジェクトマネジメントの簡単な歴史(なぜ気にかける必要があるのか)
3つの話題
- プロジェクトの歴史と、経験を学ぶ理由
- プロジェクトマネジメントに共通する背景
- プロジェクトマネジメントに関する根本的な難問と解決方法
マイクロソフトにおける歴史
ジェイブ・ブルメンタール=リーダーシップ&調整役の発明
- プログラマからの尊敬を得るだけの技術的な素地
- 製品の完成までの多様な作業をこなせる才能とそれらの作業への興味
- 仕様書の記述、マーケティング企画のレビュー、プロジェクトスケジュールの立案、チームの指揮、戦略の立案、バグ/欠陥の優先順位付け、士気の鼓舞、能力の発揮できていないものへのフォロー
バランス感覚
要求される態度は状況によって変わってくる(直感、論理的判断、経験)
- エゴ/非エゴ 自分の興味を優先しない。重要な仕事、面白い仕事を積極的に人にまかせる
- 独裁/委譲 マネジメントが健全であれば途中で調整が必要な状況にはならないはず
- 曖昧さ/完全主義 プロジェクトの前半では曖昧さが許容される。後半は規律と正確さが最優先事項になる。そのときの見極めが重要
- 口頭/文書
- 複雑さ/簡潔さ
- 焦り/忍耐
- 勇気/恐れ 恐れを感じても何らかの行動を起こせる資質を勇気と言おう
- 信者/懐疑論者
一歩下がったところから自分の判断を見直す