「オロロ畑でつかまえて」読了

私の同期が「応援する会大森支部長」を務めるという荻原浩という人の小説です。
「大好きだ」という彼の言葉に興味を覚え内緒で図書館で借りて来ました。
すばる新人賞を受賞した作品だそうです。
これで殺人事件が起きて手品師と大学教授がいないのが不思議なくらいTRICKを思い起こさせる舞台設定です。こっちの方が古いけど。
ここに手品師と大学教授がでてくれば面白いドラマなるのに何で売れない広告代理店のコピーライターが主人公なんでしょう。多分その反省のもとにTRICKが作られたのでしょう。ご他聞にもれず離婚して娘がいらっしゃいます。こんなもんなんでしょうか、最近の小説って。もうしばらく存命中の作家の小説は読みません。
広告代理店に勤めてらした人が作家になったり、CMをやってた人が映画監督になったりしますが、100%ダメですね。これは全世界共通の真理です。誰かいますか?