おつかい

おととい診療所で診察を待っていると娘が「お茶欲しい」と言い始めた。ぬかったなぁ、ちゃんと準備してくるべきだった、オムツも忘れたしだめだなぁ俺、うーん困った、一か八か息子に頼むか!と無責任に決断し「行けるよ」と自信満々の息子に200円を渡した。
息子はさっさと外に出ていってしまった。彼は自動販売機が大好きなので近くのコンビニではなく自販機を探してうろうろするのではないだろうか、そもそもその場合には投入口や選択ボタンに背が届かないよな。あわてて道路を横断したりしてちびだから車から見えなくて轢かれたりしないだろうかなどと妄想が膨らむ。「だめだったらすぐ戻ってくるように!」とは伝えたものの不安になってきて外を探した。角をまがったところにあるコンビニを覗くとレジでお台を払っている息子が。彼はあっさり目的を果たしていた。
ニコニコしながらお店からでてきてお釣りを返してくれた。「買ってきたよ」とうれしそう。そんなに自動販売機にこだわりないのかぁ。自分でお会計できれば楽しんだなこいつは。
お〜いお茶」は三人でおいしくいただきました。